それゆえ、わたしはモアブに火を送り、 ケリオテのもろもろの宮殿を焼き滅ぼす。 モアブは騒ぎと、ときの声と、 ラッパの音の中に死ぬ。
町々は取られ、城は奪われる。 その日モアブの勇士の心は 子を産む女の心のようになる。
ケリオテ、ボズラなどモアブの地のすべての町の、遠いものにも近いものにも、臨んだ。
それゆえ、わたしはラバの石がきに火をはなち、 そのもろもろの宮殿を焼き滅ぼす。 これは戦いの日に、ときの声をもってせられ、 つむじ風の日に、暴風をもってせられる。
ヘシボンとエレアレは叫ぶ。ヤハヅに至るまで、ゾアルからホロナイムとエグラテ・シリシヤに至るまで、彼らはその声をあげる。ニムリムの水も絶えたからである。
すべて戦場で、歩兵のはいたくつと、 血にまみれた衣とは、 火の燃えくさとなって焼かれる。
逃げた者はヘシボンの陰に、力なく立ちどまる。 ヘシボンから火が出、シホンの家から炎が出て、 モアブの額、騒ぐ人々の頭の頂を焼いたからだ。
主なる神はわたしにこう言われる、モアブは言った、見よ、ユダの家は、他のすべての国民と同様であると。
わたしはハザエルの家に火を送り、 ベネハダデのもろもろの宮殿を焼き滅ぼす。